OM-D E-M1X 開発者が語る 鳥認識AF(インテリジェント被写体認識AF)

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米山 尚

メカ制御技術

一瞬のシャッターチャンスをモノにするためにフォーカス(AF)はカメラに任せ、構図などの作品づくりに集中して欲しい。そんな思いでインテリジェント被写体認識AFを開発しました。狙った被写体に正確にフォーカスを合わせ続けるためには、ディープラーニング技術を活用した認識技術、検出した被写体を追尾するトラッキング技術、追尾位置から最適なAF制御を行うAF技術の全てがベストパフォーマンスを発揮する必要があります。E-M1Xでは、認識技術の開発に加え、トラッキング技術とAF技術の設計も刷新しました。E-M1X発売以降、インテリジェント被写体認識AFは多くのお客様にご好評いただいております。同時に新しい被写体の追加のご要望もいただきました。今回ファームウェア バージョン2.0ではお客様からのご要望にお応えして、鳥認識AFを開発いたしました。

インテリジェント被写体認識AFを実現するためには、カメラの中で膨大な演算を高速に処理する必要がありました。高速・高精度に被写体を検出する物体認識アルゴリズムを新開発し、高速な画像処理エンジンTruePic VIIIを2基搭載することで、リアルタイムな特定被写体の検出を実現しました。なお、ディープラーニングの学習には、世界中から集めた様々なシチュエーションの画像を数万枚以上利用しており、枝葉や草などで鳥の一部が隠れたシーンも合わせて学習しています。そのため、手前や後方の障害物に惑わされることなく鳥自体を検出することが可能で、AFエリアを変更する手間なく好みの構図でAFを用いた撮影が可能です。

鳥認識AFでは、鳥の瞳に優先的にピントを合わせ、瞳が検出できない場合でも、頭部または全身を検出してAF・追尾します。また、様々な鳥の種類に対応していますので、小型の鳥から大型の鳥まで検出することができます。被写体を追尾すればあとはシャッターボタンを押すだけ。ぜひ鳥認識AFを体感してください。

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