櫻井 寛

プロフィール

私はいつも一人で旅に出て一人で撮影している。国内はもちろん、海外取材でもアシスタントやコーディネーターの世話になることはほとんどない。

鉄道写真界の大御所として活躍された真島満秀先生が亡くなられて久しいが、28年ほど前に山形新幹線の試運転の撮影で米沢にてご一緒させていただいたことを思い出す。先生はお弟子さんに指示し、1本の試運転列車を線路の右、左、上、下、遠景など何方向からも同時に撮影されていた。一方、私は一人なので一カ所からワンチャンスのみ。機動力の差を見せつけられたが、後日、あるパーティーの席で真島さんにそのことをお話しすると、「写真は本来一人で撮るものです。できれば私も一人で撮りたい。けれども……」と、耳打ちされた。私は目から鱗が落ちる思いがした。映画は一人では撮れないが、写真は自分が脚本家で監督でカメラマンなのだ。

かくして今日まで、私は一人で国内はもちろん、世界95ヵ国の鉄道を撮影し続けてきた。一人だと当然、持参できる機材も限られる。国際線でオーバーウエイトすると大変な出費となるが、その点オリンパスはカメラはもちろんレンズも小型軽量である。小型で軽量なオリンパス機にどれほど助けられたことだろう。海外では治安面でも注意が必要だが、大型と小型では逃げ足でも差が付くことは言うまでもない。

さて最近は、OLYMPUS OM-D E-M1Xを愛用している。E-M1シリーズと比べるとやや大きいものの、このカメラにしかない秀逸な機能があるからだ。その名は、「鉄道認識AF」で、列車の運転席にピンポイントでAF追尾をしてくれるのだ。合焦すると列車を捕捉し続けてくれるので、ピント合わせに気を取られずに、構図とシャッターチャンスのみに集中できるのである。

私はいつも一人で、いや、OM-Dと二人で旅に出ている。

ソーシャルメディア公式アカウント

  • instagram

    OM PHOTO
    (@omds_om_photo)

  • instagram

    OM-D Family
    (@olympus_omd_em10)

  • instagram

    OLYMPUS PEN
    (@olympus.pen)

  • Facebook

    オリンパスカメラ
    (@FotoPus )

  • twitter

    ペンちゃん
    (@olympuspenstyle)

  • Olympus Live YouTubeチャンネル

    OLYMPUS LIVE