
高い光学性能が定評の「ZUIKOレンズシステム」。その実力を余すところなく引き出す新開発の「20M Live MOSセンサー」と「画像処理エンジン TruePic VIII」。さらには高度な制御技術が実現する新開発の「手ぶれ補正機構」が一体となり、一眼トップクラスの画質を提供します。
新開発の20M Live MOSセンサーは、画素特性の改善による階調表現の向上と、画素光学系の最適化による高感度時の高画質化を達成。またセンサー上に反射防止膜(ARコート)を施すことで、フレアやゴーストの軽減も実現しています。新センサーで高速読み出しが可能になったため、動画撮影時などに発生しやすい動体歪みも少なくなりました。
新画像処理エンジンTruePic VIIIは、画像処理専用のクアッドコアと、カメラの制御や演算処理を行うクアッドコアの2種類を1つのチップに凝縮。センサーの読み出しやAF処理、画像処理などを並列処理する最新のプロセスにより、高速化と低消費電力化を実現しました。
(ファームウェアVer.3.0による追加機能)低感度時の画像処理設定に、より高い解像を実現する「解像優先」を追加しました。
新20M Live MOSセンサーと新画像処理エンジン TruePic VIIIの進化により、高感度撮影時の画質が飛躍的に向上。常用感度(ISO AUTO時)をISO6400まで拡大しました。高感度でもディテールを残したままノイズが少ない映像を手に入れることができます。ファームウェアVer3.0では、Ver.2.3と比べて高感度時に発生するノイズを約1/3段低減しました。
ISO L64(ISO64相当)を利用できるので、スローシャッターを活かした写真表現が楽しめます。ファームウェアVer.3.0では、ISO L100(ISO100相当)も選択できるようになりました。
明暗差の大きなシーンでも滑らかな階調表現が可能です。
イメージセンサー上にあるシールガラス両面に反射防止膜(ARコート)を採用。ゴーストやフレアの発生を最小限に抑えます。
美術品や風景など、より高解像の写真が求められるシーンの撮影に適した機能です。0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影した画像をもとに50Mセンサー相当の高解像写真を生成します。撮影には解像力の高いM.ZUIKO PROやM.ZUIKO PREMIUMレンズを使うことで、より高い効果を得ることができます。新画像処理エンジン TruePic VIIIにより、被写体の動きによる画像の乱れを効果的に抑制できるようになりました。ファイル容量を抑えた25Mセンサー相当での撮影も可能です。
あらゆる種類の手ぶれを補正する新型のボディー内5軸手ぶれ補正機構。レンズ内手ぶれ補正と組み合わせて使用する「5軸シンクロ手ぶれ補正」において、世界最強6.5段[1]の手ぶれ補正性能を実現しました。ボディー内5軸手ぶれ補正単体でも5.5段分[2]という高い補正性能を誇ります。