
他の追随を許さない圧倒的な連写性能や、飛躍的な進化を遂げた新高速AFシステム、120fpsの高速ファインダーにより、捉えることが難しかったその一瞬を逃すことなく高精細に切り取ります。
新20M Live MOSセンサーと新画像処理エンジン TruePic VIIIを同時開発することにより、20Mの高画素のままAF/AE追従最高18コマ/秒[1]で動く被写体をフレーミングしながら連写することが可能になりました。一眼レフを超えるAF/AE追従高速連写は、素早く動きまわる被写体でもフレーミングしやすく、細かく高精細に捉えます。
新20M Live MOSセンサーと新画像処理エンジン TruePic VIIIを同時開発することにより、20Mの高画素のままAF/AE固定最高60コマ/秒[1] の高速連写を実現しました。一眼レフの限界を超える圧倒的な連写スピードで、肉眼では捉えられない「一瞬」を高精細に捉えます。
E-M1 Mark II | 他社製フルサイズ一眼レフフラッグシップ機 | 他社製APS-C一眼レフフラッグシップ機 | ||
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AF/AE追従 | 電子シャッター | 最高18コマ/秒 撮影最大コマ数: [RAW]77コマ、[JPEG(LN)]105コマ |
最高12~14コマ/秒 | 最高10コマ/秒 |
メカシャッター | 最高10コマ/秒 撮影最大コマ数: [RAW]148コマ、[JPEG(LN)]カード容量一杯まで |
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AF/AE固定 | 電子シャッター | 最高60コマ/秒 撮影最大コマ数: [RAW] 48コマ、[JPEG(LN)]48コマ |
最高14~16コマ/秒 | |
メカシャッター | 最高15コマ/秒 撮影最大コマ数: [RAW] 84コマ、[JPEG(LN)]117コマ |
撮りたい瞬間を逃さない「プロキャプチャーモード」が進化。1stレリーズから20Mの高画素で記録を開始し、2ndレリーズまでの映像を最大35コマ記録します。「プロキャプチャーモード」を使えば、人の反応タイムラグやカメラの動作タイムラグにより撮り逃していた瞬間を記録することができます。
レンズ | Pro Capture L | Pro Capture H |
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OMデジタルソリューションズ製マイクロフォーサーズレンズ | 可 | 可 |
他社製マイクロフォーサーズレンズ | 不可 | 可 |
フォーサーズレンズ | 不可 | 可 |
電子接点を持たないレンズ
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可 | 可 |
高速な被写体を捉えるために一新された新AFシステム。像面位相差AF/コントラストAFともに121点エリアのDUAL FAST AFにより、測距精度、追従性能、操作性すべてにおいて飛躍的な進化を遂げました。
マイクロフォーサーズレンズ装着時 | ||
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静止画 | S-AF | ハイブリッド(像面位相差AF+コントラストAF) |
C-AF | 像面位相差AF | |
動画 | ハイブリッド(像面位相差AF+コントラストAF) |
121点オールクロス像面位相差センサー
11点×11点の121点オールクロス像面位相差センサーを搭載。縦75%、横80%の測距エリアにより、被写体を広範囲に捉えます。また、縦線・横線どちらのタイプの被写体も検知し、被写体の捕捉性能が格段に向上します。
新開発の121点オールクロス像面位相差センサーと画像処理エンジンTruePic VIIIにより、ピント検出性能が大幅に向上しました。また新動体追従アルゴリズムにより、被写体の様々な変化に追従し続けることが可能になりました。ファームウェアVer.3.0では、OM-D E-M1Xで一新したAFアルゴリズムを搭載し、C-AF/S-AFともに精度がさらに向上。「C-AF中央優先」と「C-AF中央スタート」にも対応しました。
C-AF追従感度を5段階で設定できます。被写体や撮影シーンに合わせて追従感度を変更することで、より効果的にAF追従が可能です。
横切りへの反応 | 被写体の動き | 被写体の例 | C-AF追従感度 |
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敏感![]() |
ランダム![]() |
![]() 前後方向に急に動きが変わる(急加速する)被写体にもAFが合いやすくなります。 |
+2 |
+1 | |||
標準(推奨) 幅広い被写体に対応できます。 |
0 | ||
![]() 被写体の前後を別のものが横切った場合にも元の被写体にピントをあわせ続けやすくなります。 |
-1 | ||
-2 |
AF駆動範囲を3つまで設定できるAFリミッターを搭載。フォーカスリミッターのないレンズでもAFの駆動時間を短縮し、瞬時にフォーカスを合わせます。カスタム操作により即座にOn/Offの切り替えや設定の変更が可能です。
(ファームウェアVer.3.0による機能強化)
AF低輝度限界が-6EV[*]に向上。暗いシーンや低コントラストの被写体に対しても、高精度なフォーカシングが可能です。
ファームウェアVer3.0で、鳥や小動物の撮影に有効な「グループ25点」を追加。計6種類のAFターゲットモードを利用できるようになりました。
シングル・スモール・121点以外のAFターゲットモードにおいて、C-AF中央優先のON/OFF設定ができます。(デフォルトはON) 中央エリアでAFができないときには周辺エリアでAFをアシスト。激しく動き回る被写体等に対して有効です。
「AFターゲットモード」、「AFターゲット位置」、「顔/瞳優先AF」を一度の操作で変更できます。カスタム設定をすればお好みの操作設定に変更することもできます。
動体追従クラスター表示で、AF捕捉確認がしやすくなります。
ファインダーを覗きながら、AFポイントをタッチ操作で動かせるAFターゲットパッド。背面モニターに鼻が当たっている状態でも操作可能です。ダブルタップ操作でAFターゲットパッドのOn/Off切り替えが可能です。(AFターゲットパッドOn設定時)
AF+MFをONに設定すると、C-AFで撮影中でもMFに切り替えられるようになりました。
最高フレームレート120fps、最短表示タイムラグ0.005秒の滑らかな表示を可能にする高速ファインダーを搭載。素早く動く被写体を逃しません。
レリーズタイムラグは約70%に短縮され、再生コマ送りは3倍以上と、カメラの動作速度も大幅に高速化しました。
画像処理エンジンの処理速度は3.5倍、センサーの転送スピードは3倍、バッファメモリの容量は2倍と大幅に性能が向上。新AFシステムを支えています。