
高音質で録音した講義の記録を効率的かつ聞きやすく再生できるよう、様々な機能を搭載しました。
小さな音は大きく、大きな音は一定レベル以上にならないよう、自動で聴きやすい音量で再生します。例えば、音源が複数位置となる会議録音などでも、声のレベルを一定に自動で調整します。さらに、低音域と高音域の音をカットすることで、ノイズを低減し、音声をクリアに強調します。
室内の空調やプロジェクターの音などをカットし、クリアに再生するノイズキャンセル機能を搭載。講義の録音ファイルなどを再生するときに、とても有効な機能です。
音声再生と無音再生を繰り返すモードです。お手本に続いて発声することでヒアリングと発声の練習ができます。発声区間は「無音」、お手本を「小音量」で再生、または「ゆっくり」再生するかが選択できます。慣れないうちは「ゆっくり」に、慣れてきたら「無音」などにすることでより効果的な練習が可能です。
音声ファイルの好きな区間を自由に繰り返し再生できます。聞き取れなかったフレーズや覚えたいフレーズを繰り返し聞くことができます。再生中に開始位置(A地点)と終了位置(B地点)を指定することにより指定区間が繰り返し再生されます。続いて次のフレーズを繰り返すときは自動的にB地点が開始位置となり、終了位置(C地点)を指定するだけで、B-C区間が繰り返し再生されます。
再生スピードを0.5倍(遅く)から最大2倍(速く)まで変更できます。また、電源を切っても変更した再生スピードはそのまま保持されるので、次回に使う際も再設定が不要で便利です。
PCソフトを使わず、レコーダー単体で処理できる「ノーマライズ機能」を搭載。録音データに含まれる最大音量を読み取り、音が歪まない範囲で限界まで自動的に音量を上げることで小さな音も逃しません。小さな声で聞きとりにくいファイルも聞き取りやすい音量のファイルとして保存できます。