選考理由:
高い解像力とボケの質の両立を目指した開放F1.2のシリーズの中でも現時点で最も広角の大口径レンズ。広角レンズでも使いやすい画角である一方で、開放F1.2による浅い深度を楽しめる。メーカーが真正面から取り組んだボケは、本格カメラとして期待できる量があり美しくにじむ描写。撮影者の想いを託せるレンズになっている。ハイコントラストで高い解像感は、絞り開放から使える描写なのも魅力。レンズ構成の複雑さを感じさせない自然な描写で、撮像素子が小さくレンズの実焦点距離が短くなるマイクロフォーサーズの表現の幅を広げる。同社のボディーと組み合わせた際にAFレンズとして、確実なフォーカシングが可能。卓越した描写であり極みの一本。(カメラ記者クラブ/カメラグランプリ2018実行委員会リリースより抜粋)
選考理由:
高倍率ズームレンズでありながら高い性能を兼ね備えている。標準/望遠ズームを1本にまとめ、さらにズーム全域で開放F4を実現。被写体や撮影場所を選ばないオールラウンダー。ズーム全域での画質が均一で、収差も少ない。ズームレンズであることを疑ってしまうほどの高画質。OM-D E-M1 MarkIIと組み合わせたとき世界最強の最大6.5段分(CIPA規格準拠)の補正効果は驚異的。1秒以上の手持ち撮影が可能で、三脚が不要と思えるほど。上記の点を評価して「カメラグランプリ2017 レンズ賞」に決定した。(カメラ記者クラブ/カメラグランプリ2017実行委員会リリースより抜粋)
選考理由:
35ミリ換算で600ミリF4という超望遠レンズでありながら非常にコンパクトな設計と、レンズとボディの手ブレ補正機構をシンクロさせることで6段分の補正効果を実現し、撮影者の機動力を大幅に高めることに寄与。また、スーパーEDレンズを3枚用いた高い解像性能、ナノ粒子による新コーティング「Z Coating Nano」の採用、プロユースにも耐える防塵・防滴・低耐温性能といったヘビーデューティー性においても優れたレンズである。最短撮影距離も1.4 メートル(35ミリ換算最大撮影倍率0.48 倍)と使い勝手がよく、レンズのつくり、仕上げのクオリティも極めて高い。上記の点を評価し、「カメラグランプリ2016レンズ賞」に決定した。(カメラ記者クラブ/カメラグランプリ2016実行委員会リリースより抜粋)
選考理由:
2013年に発売されたOM-D E-M1(カメラグランプリ2014記者クラブ賞受賞)から3年、大幅な進化を遂げこれまでのミラーレス機の概念を超え、今後の方向性を示したといえるフラッグシップモデル。静音連写モードでのAF/AE追従最高18コマ/秒、AF/AE固定最高60コマ/秒という一眼レフを上回る連写性能で、それを生かす動体追従性に優れたAF性能を有している。ボディー内の5軸手ブレ補正機能は、対応レンズと連動し最高約6.5段分の補正効果を得られるのは驚異的。プロ/アマチュアのいずれが使っても十分な高画質と信頼性、軽快に使える。グリップ感もよく、防塵・防滴性能を持ち、幅広いシーンで使えるカメラ。上記の点を評価して「カメラグランプリ2017 大賞」に決定した。(カメラ記者クラブ/カメラグランプリ2017実行委員会リリースより抜粋)
ミラーレスの先駆者の進化は、これからも進んでいく