ホーム > イベント&キャンペーン > イベント > ギャラリー開催 過去の写真展 > 小川 誠 写真展 「槍・穂高からチョモランマ登頂」
これまで50数年にわたり山登りをつづけている。40歳前半までは、厳冬期の北アルプス、南 アルプスの主稜線、北鎌尾根などを目標に縦走してきた。だが、歳を重ねるとともに、厳しい登山は難しくなってきた。そんな時期に山岳写真に興味をもった。
写真の展示は、槍・穂高・剱を主にした北アルプス全地域と、世界最高峰チョモランマに登頂した写真です。
写真を撮るにあたって、いままで歩いた北アルプス全地域をという思いがあった。私が魅力を感じるのは、なんといっても雪の槍・穂高・剱である。3つの山に共通しているのはいずれも岩山であり、山頂へと延びている尾根と谷が急峻で力強さがある。撮影の対象としては、尾根が鋭く谷が深いので立体感があり、頂上に近づいても谷をへだてても、撮影位置によってさまざまな山容と山岳風景を見せてくれる。そしてなんといっても雪をつけた峻峰は美しく、力強くてすばらしい。厳冬期は気象条件が厳しく、雪が深いのでなかなかおもうように撮れないが、それがまた魅力でもある。
そして66歳で世界最高峰チョモランマ(8848m)に登頂した写真です。
出展作品数:カラー 約40点
小川 誠(おがわ まこと)
1940年 東京に生まれる。
1986年 東京新聞 岳人写真賞 優秀賞受賞。
1991年 個展「北アルプス」を富士フィルムフォトサロン東京で開催。
2006年 個展「チョモランマ登頂への道」をオリンパスギャラリー東京で開催など。
1997年 写真集「穂高3000mのドラマ」出版。
2006年 写真集「チョモランマ登頂への道」出版など。
2006年 世界最高峰チョモランマ(8848m)登頂66歳。