ホーム > イベント&キャンペーン > イベント > ギャラリー開催 過去の写真展 > 佐藤 敬久 写真展「KATHMANDU BAZAAR」
(c) 佐藤 敬久
ネパールの首都カトマンズは街全体がバザールのようだ。いたるところで生活に必要なありとあらゆる物が並べられ、いつもたくさんの人で賑わっている。
大きな市場ではネパール中から集まってくる野菜や果物やスパイスがうずたかく積まれ、あちらこちらで熱を帯びた客とのやりとりが展開されている。子どもの姿も見かける。店番をする子、ジュースを売り歩く子、客の買った野菜を運ぶ子が大人と一緒にたくましく働いている。路上の片隅では、畳一枚ほどのシートを広げ手のひら一つほどのトウガラシの山を並べたおじさんが佇んでいる。絶えることのない人混みの中を、籠や天秤棒を担いだ人、自転車にリンゴやバナナを満載した人、長い棒におもちゃをくくりつけた人が通り過ぎていく。
私は少しワクワクしながら、まるで縁日の露店をひやかすように、古くから続くバザール歩きを楽しんだ。
出展作品数:カラー 約40点
(c) 佐藤 敬久
佐藤敬久(さとうたかひさ)
東京都生まれ
玉川大学大学院農学研究科修了
2012年 「丘の向こうの小さな村 ~ネパールの山村~」 コニカミノルタプラザ
2013年 「丘の向こうの小さな瞳 ~ネパールの山村から~」 町田市フォトサロン