ホーム > イベント&キャンペーン > イベント > ギャラリー開催 過去の写真展 > 海野 和男 写真展 毎日更新15年「小諸日記」Since1999
(c) 海野 和男
1999年2月にWEBではじめた「小諸日記」。その年の8月12日以来、今年で15年、毎日更新を続けていることになる。
はじめのころは、モデムと電話回線をつなぐケーブルを持って行っての通信で、ある時は受話器に直接付けるカプラーで送信したりした。2000年にオーストラリアに行った時は、電話のある場所まで、30分ぐらいもかけて電話を借りに行ったりしたのも今ではよい思い出だ。
「小諸日記」はデジタルカメラの歴史のようなものでもある。カメラの画素数も 140万画素の CAMEDIA C-1400XLが初めてのデジタルカメラである。そのカメラを使ったとたんに、これだと思った。それ以来、作品は全てデジタルカメラでの撮影となった。使ったカメラはいったい何台になるのだろうか。記録の残るデジタルカメラはぼくたちのようにフィールドで撮影する写真家にとっては夢のようなカメラであった。
今回は、毎日更新15年記念の意味合いもあるので、15年間の気に入った写真と、最新作を展示することにした。使った往年のカメラも実機を並べてみることにした。
出展作品数:約 60点
海野 和男(うんの かずお)
1947年東京生まれ。
東京農工大学卒業以来、昆虫写真を撮り続ける。
アジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影。
写真集「昆虫の擬態」で1994年日本写真協会賞受賞。
1990年から長野県小諸市にアトリエを構え身近な自然を記録する。
1999年2月よりデジタルカメラで撮影した写真にコメントを付けて毎日更新する小諸日記をはじめる。
日本自然科学写真協会会長。
ホームページ『海野和男のデジタル昆虫記』
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/
著作 「蝶の道」(2008)他100冊以上