ホーム > イベント&キャンペーン > イベント > ギャラリー開催 過去の写真展 > 布施 雅隆 写真展 「まちの貌(かお)II」
(c) 布施 雅隆
今 私達の日常は、経済性と利便性が求められ画一化という波に呑み込まれて、生活の全てが大きく変わって来ています。これは大阪も例外ではありません。
しかし大阪人は、流行を敏感に取り入れながら、昔から連綿と続く「なにわ」的発想を土台にして庶民のまちを作り出しています。
これは、画一化からは遠い自由な発想で、人々の色々の思いが錯綜しながら調和している、多彩な「まちの貌(風景)」なのです。
大阪を知らない人が見れば「エッ?何で?」と首を傾げる様な事も、「なにわ」では、当たり前であり必然な事なのです。
この何とも人間臭い「大阪の風景(貌)」を創り出している、主人公、大阪人の生きる力に限りなく愛着を感じるのは、私だけではないと思います。
この写真展では、素顔の人々の生活を見ていただき、大阪をお楽しみください。
浪華写真倶楽部
布施 雅隆
布施 雅隆(ふせ まさたか)
昭和19年3月 大阪・豊中市に生まれる。
昭和45年6月 日本最古の浪華(なにわ)写真(しゃしん)倶楽部(くらぶ)(今年創立110周年)に入会。
以後、写真の研鑚に努め、ほぼ、毎年開催される倶楽部の写真展「浪展(なみてん)」に出品する。
昭和56年6月 浪展第60回記念展、11週連続展の第6週、
故 高田 誠三氏との2人展に「閉ざされた日記」を出品。
平成15年7月 東京・新宿及び大阪・梅田のミノルタ・フォトスペースで個展「まちの貌」を開催。