ホーム > イベント&キャンペーン > イベント > ギャラリー開催 過去の写真展 > 河田 一規 写真展 「セカンドライフ」
(c) 河田 一規
小学生の頃から写真が好きで、父の二眼レフを持ち出して撮り歩きを始めました。その頃の被写体は道路に停まっているクルマがほとんど。ちょうどハコスカ(1968年に発売された3代目日産スカイライン)が出た頃で、クルマがとても光り輝いていた時代でした。
今となっては、ものすごくクルマ好きというわけではありませんが、クルマはいつも気になる存在です。特に最近気になるのは、本来の自動車としての役目を終え、道端や空き地に佇んでいるクルマ達。あるクルマは物置代わりに、あるクルマは展示物として、またあるクルマはオブジェとして第2の人生を送っている様子がたまらなくフォトジェニックに思えてシャッターを切っています。今ではすっかり錆に覆われたボディもかつてはピカピカだったはずですが、錆をまとった姿もそれはそれで新車時以上の味わいがあります。時の流れを感じさせる彼らクルマ達の存在感と魅力は自分にとっては絶大です。「セカンドライフ」とは老後の第2の人生を表す和製英語だそうですが、クルマ達の個性的なセカンドライフをご高覧下さい。
出展作品数:約50点
河田 一規(かわだ かずのり)
1961年神奈川県横浜市生まれ。
10年間の会社勤めの後、写真家・齋藤康一氏に師事。
4年間の助手生活を経てフリーに。雑誌等の人物撮影、カメラ雑誌での新機種インプレッション記事やハウツー記事の執筆、カメラ教室の講師などを担当。