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I LOVE NEW YORK(1978~82) ―我が思い出の街NY―
学生時代から憧れていたニューヨーク市を訪れたのは、1978年7月30歳の遅き時であった。
スーパーマンやゴリラのテレビ映画で見たエンパイヤ・ステートビルディング、バッテリーパークから望む自由の女神、2001年9月11日アメリカ同時多発テロで破壊されたワールド・トレードセンタービル、グリニッジ・ビレッジ、タイムス・スクエァなど、初めて見るニューヨーク(マンハッタン島)の街は、不思議な世界に入り込んでしまったような錯覚を覚えた。
自動車王国であるアメリカも1970年代のオイルショックによるガソリン高騰と排ガス規制など問題視されていたが、街にはおかまいなしにキャディラック、リンカーン、マーキュリーといった、ビックスリーの大型車が堂々と走っていた。そして愛嬌のある丸みのある車体のイエローキャブ(Checker Tax Cab)TAXIも。ニューヨークは間違いなくアメ車が似合う街だった。
私は、82年3月頃までの約4年間、家族と共にニューヨーク州の3つの市(ニューヨーク市、オーバニー市、ハーツディル市)で過ごした。その間多くの人々と出会った。ベビーシッターをお願いしたアパートの管理人家族、鉄道模型が好きな離室の老夫婦、結婚式に招待された若夫婦、弾丸を抜きピストルを向けるポーズをしてくれたニューヨーク市警警官、ベジタリアンのパフォーマンス・ダンサー、7月4日の独立記念日に当時の衣装を着て、写真を撮って欲しいと言ってきた可愛い老婦人、名前は思い出せないが、出あった人たちとの思い出は忘れない。
多くの思い出を作ってくれたニューヨークの街で撮った写真は、私の一生の記録である。
出展作品数 モノクロ 約40点
(c)足立寛
1972年4月 (学)東京写真専門学院(現・(学)東京ビジュアルアーツ)入学
1973年9月 ファション写真家・河合 肇氏に師事(在学中)
1974年3月 同校卒業
1976年4月 フリー写真家として写真活動を始める。
1978年7月 米国・ニューヨーク市に写真活動の場とする。
1982年3月 帰国・東京都を写真活動の場とし現在に至る
1991年4月 (社)日本広告写真家協会入会(APA)
1993年4月 日本写真家協会入会(JPS)
2003年9月 個展…デジタル写真展『射光』 東京銀座キヤノンサロン(巡回展・名古屋、福岡、仙台各キヤノンサロン)
2006年6月 個展…写真展『TOKYO-残影』 東京銀座コダックフォトサロン
2007年9月 個展…デジタル写真展『射光』 東京汐留シオサイト、共同通信ビル・ウォークギャラリー
社団法人日本広告写真家協会・正会員 社団法人日本写真家協会・正会員