ホーム > イベント&キャンペーン > イベント > ギャラリー開催 過去の写真展 > 2010年オリンパス/WWFカレンダー完成記念 岩合光昭 写真展「BORNEO/ 森だけが知っている いのち」」
世界を舞台に活躍するネイチャーフォトグラファー岩合光昭氏が、東南アジアに位置するボルネオ島に生きる野生動物を新たに撮りおろした2010年オリンパス/WWFカレンダー完成記念 岩合光昭写真展「BORNEO / 森だけが知っている いのち」を開催致します。
ボルネオ島はカリマンタン島とも呼ばれる、世界で3番目に大きな島。
鬱蒼とした熱帯雨林が広がり、そこにはマレー語で"森の人"を意味するオランウータンや、ボルネオ島だけに棲む固有種など、数多くの希少な野生動物が生息しています。
しかしいま、かけがえのないこの森は、伐採などにより急速に失われているといいます。
「生きる場所を追われていく野生動物たちのことを思うと、いてもたってもいられない。」と、デジタル一眼レフカメラ「OLYMPUS E-3」を手に、およそ40年ぶりに3回にも及ぶボルネオ島の撮影取材を敢行した、岩合光昭氏。
本写真展では、ボルネオ島で出会った深い森に生きるオランウータンや、ここでしか出会うことのできないテングザル、ボルネオゾウ、また美しい海を泳ぐアオウミガメなど、稀少でかけがえのない野生動物をおさめた作品20点以上を迫力の大パネルにて展示、他では見ることのできない、胸に迫るいのちの輝きをお届けします。ぜひご期待ください。
出展数 カラー 約20点
(c)岩合光昭
1950年東京生まれ。19歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に圧倒され、動物写真家としての道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに撮影を続けている。独特の色とコントラストを持ち、想像力をかきたてる写真は「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙を2度にわたって飾り、全世界で高く評価されている。また、アフリカ・セレンゲティ国立公園に滞在して撮影した写真集「おきて」は全世界でベストセラーとなる。近刊に「地球動物記」(福音館書店)、「地球のおくりもの」(世界文化社)、「ちょっとオランウータン」(小学館)などがある。近年はデジタル撮影で、カナダ極北でホッキョクグマ、中国で野生のジャイアントパンダやトキ、日本知床でオオワシやヒグマなど、OLYMPUS E-SYSTEM で撮影した世界各地の動物のデジタル写真を数多く発表している。
最新作はwebサイト「デジタル岩合」で随時公開中である。また、地球温暖化をテーマにした「地球温暖化の目撃者-岩合光昭 スペシャルサイト」でも作品が公開されている。
【今後の写真展開催予定】
京都・ギャラリー古都
期間:2010年1月21日(木)~ 1月26日(火)
午前11:00~午後7:00 最終日 午後3:00 水曜日休館
お問い合わせ:ギャラリー古都 TEL 075-257-2666